2001年3月12日〜3月22日(11日間)

  コース: London〜Shrewsbury〜Llangollen〜Caernarfon
      〜Betws-y-Coed〜Tywyn〜Shrewsbury〜London
 旅行者: ani / 息子 / 妹じんみ
  移動ツール: 
   ● North & Mid Wales Frexi Pass
   ● London - Shrewsbury コーチ往復切符

12(月) 成田発全日空便でロンドン着。ロンドン泊
13(火) コーチでシュルーズベリへ。シュルーズベリ泊
14(水) 鉄道とバスでスランゴスレンへ。スランゴスレン泊
15(木) バスでドルゲスライ経由でカナーヴォンへ。カナーヴォン泊
16(金) アングルシー島をバスと鉄道で往復。ベトゥス・ア・コイド泊
17(土) フェスティニオグ鉄道乗車後列車で南下。タウァン泊
18(日) タリスリン鉄道乗車。タウァン泊
19(月) 列車でシュルーズベリへ。シュルーズベリ泊
20(火) 朝のコーチでロンドンへ。ロンドン泊
21(水) ロンドン発。翌日成田着







3月12日(月)  1日目
出発の朝、東京は雪。成田も真っ白。でも定刻に全日空201便は出発。じんみとは空港で待ち合わせて 一緒にワールドウォーカーの携帯を受け取った。しかしこれは後々問題のツールと化すことになる。航 空会社を指定しない「直行便ロンドン」で全日空が当たったのは初めて。BAやヴァージンとつい比べ てしまう。ロングフライト症候群がブーム(!?)だったせいか、やたらとドリンクを配りエクササイズを させられる。おかげで何事もなくロンドンに到着。
しかし今回、もっと重大な病気が我々の前に大きく立ちふさがっていた。それは「口蹄疫」。年明けか ら英国全体で猛威をふるって大騒ぎとなっている家畜の伝染病だ。主に羊がかかり、あっという間に全 国に広まって毎日毎日被害が出続けている。我々親子もじんみも目的地が「田舎」なので、各所で立ち 入り禁止など旅に制約が出るのは痛すぎる。出発までにネットでBBCのニュースをチェックして情報 を集めたりもしたけど、詳しいことは現地に行かないとわからない。ということでロンドンに着いてす ぐに観光局に駆けつける。
資料を、と言うと、目的地など聞いてすぐにプリントアウトしたものを出してくれた。毎日こればかり 案内しているらしい慣れた対応だ。案の定厳しい状況。北ウェールズではここが閉鎖、ここが休業…な どとずらりとリストになっている。じんみもホワイトホースの敷地内に入るのは無理だと言われてがっ かり。でもここまで来た以上はできることだけでもするしかない。コースなどの予定は変えないことに した。
ピカデリーからSOHOに歩いて、中華レストランで夕食をとる。ホテルはネット予約の Paddington のホテル。トリプルの部屋で最初の一泊。






3月13日(火)  2日目
いつもに増してすごい量の朝食を食べてチェックアウト。気に入ったので戻ってくる日の分を予約して おく。
荷物を持ってVictoriaのコーチステーションへ。今日は一気にウェールズの手前、Shrewsbury へ行く のだ。チケットを買ってじんみと荷物を残し我々だけ出かける。今夜の宿を探してもらうためトラベル センターへ。
が、気に入らず結局持参のパンフから選んだ宿に自分で電話。難なく決まって一安心。あとは銀行だ が、結局時間を食っただけで見つからず、コーチステーションにバスで戻ることになる。が、これが困 ったことになかなか着かない。出発時間が迫る。やっと着いたのが発車2分前! じんみの所に駆け寄 る。「乗り場は?」「荷物番してたから探せなかった〜」「とにかく走れ!」 荷物を抱きかかえて走る 走る。係りの人を見るたびに「Shrewsbury?」と叫んではまた走り、もう駄目かと思った一番奥で発 見。バスはどうやら 我々を待っていてくれたらしい。はあはあ言いながら 最後尾の席につく。ああ、 他の乗客の目が…。じんみも一人でかなり あせりつつ待っていたらしい。ほんとにゴメン。
ま、あとは座ってるだけ。窓から景色を楽しむ。が、その風景にすごい違和感が。そう、羊も牛も全く姿がない。からっぽの 牧場が行けども行けども続く。これはやっぱりただごとではな い、と実感する。ホテルは駅前のバスターミナルからすぐのと ころ。古くて雰囲気がある。夕食はマックへ。ちょっと寂しい が。夜の街をぶらぶらしようと思ったら、通りにやけに警官が 多い。 警察犬まで連れてものものしい。何かあったのか? こ れは物騒なので散歩は切り上げることに。






3月14日(水)  3日目
朝食の時、宿の奥さんに昨夜のことを話す。昨日は実は地元のサッカーチームがリーグでボロ負けしたそうで、それでパトロールを強化したんじゃ ないかって言われた。なーんだと言うか、やっぱりと言うか。今日は3人 でShrewsbury 市内観光。この町は 駅もバスターミナルも繁華街も一つに まとまっていて短時間で一通りまわれるのがいい。ぐるっと湾曲した川が 城壁で囲むみたいに天然の堀になっているから。修道士カドフェルの舞台 となった教会まで歩く。小さいけど やっぱり雰囲気は満点。街の通りはど こも時代がかっていて迷路のように入り組んでいる。 昼食はフィッシュ& チップス屋で買ってベンチで食べた。 黙ってるとチップスを人数分入れそ うになるのであわてて止める。一人分でもすごい量なんだから。じんみは もう1泊するので我々だけチェックアウトして駅へ。
目当てのパスを買おうと窓口に行くが、なかなか話が通じない。発行しては作り直し、を3回やってし まい、窓口のおばさんがどんどん不機嫌になる。でも違うものを買うわけにもいかないしね。 詳しい 使い方を確認するつもりだったけど断念して出発。これが今回の旅の最大の勘違いを生むことに。
鉄道は有効期限7日のうち任意の3日しか使えないので今日の短距離の移動は 普通に切符を買う。2 駅先の Chirk で 降りてバスに乗り換える予定だったが、バスがよくわからず時間を食ってしまった。 バスをさらに乗り換えてやっとLlangollen に着いたが、今度は宿の場所がわからず、携帯で連絡して 迎えに来てもらった。なんのことはない、町の中心を横切るA5道路沿いだった。
Shrewsbury の i でもらったパンフで見つけて電話で予約した宿だったが、激安でしかも 4 poster bed の部屋。他に泊り客はなく、のんびりできた。





機関車にマウスオンしてみてください

3月15日(木)  4日目
チェックアウト後、宿に荷物を預けて町を回る。まずは i へ行ってバスを調べるが、希望する Betws- y-Coed への直通のバスがない。日に2本の朝便はもう出てしまったという。まあ別ルートにトライす るか。諦めて隣のパン屋さんの名物アイスを食べる。それにしても町が静か。 以前夏に来た時は 観光 バスが次々着いて賑わってたのにSLの駅も人影なし。
宿に戻って荷物を引き取りバス停へ。墓石がごろごろしている石屋さんの前で、そこに猫が登場。 人なつこくてバス待ち のいい相手になってくれた。ところが目当てのバスが来て乗 ろうとすると、これは違う、それなら川向こうのバス停だと 運転手さんに言われ、あわてて走る。だってその時刻のつも りで待ってたんだから。するとその途中でさらに別のバスが こちらに来るのが見え、急遽それに乗ってしまうことに。先 の町で乗り換えれば同じさ、と判断したのだが、乗ってから 時刻表を確認するとこれはこれで海岸に向かって走るダイナ ミックな路線だとわかり、目的地を海岸側へと変更。 なんてアバウトな。
でも思ったとおりバスは素晴らしい 景色の中ぶんぶん飛ばし、 Bala 湖も過ぎて Dolgellau到着。予 備知識の全くない町だったが石造りの町並みが美しくて感激。 i のお姉さんが親切でてきぱきとトイ レの場所を教えて宿の予約をしてバスの時間も調べてくれた上、時間まで荷物を預かると言ってくれ る。到着したバスを見てびっくり。でっかいコーチタイプのバスで、なんと Cardiff から Llandudno までウェールズ大縦断をする便だった。運良く最前列の席に座ってはしゃぎつつ北へ。
このルートの美しさと雄大さは 今まで乗った中でベスト1だった。羊がいないことだけが残念。フッ トパスはどれも赤テープで封鎖されてるし。
長旅の末 Caernarfon到着。 初めて来た超有名観光地にどきどき。もらった案内の通り歩いて 町外れ の宿へ。他の部屋は改装中みたいでシーズンオフ気分を味わう。でも en-suite でルーフバルコニーま でついた豪華版。宿の目の前の巨大SAFEWAYで食料をゲットし、部屋でゆっくり夕食。






3月16日(金)  5日目
朝起きて、ルーフバルコニーを見ていたらガラス扉の向こうに巨大なペルシャ猫が現われ、中に入れろと鳴く。入れてや って遊ぼうとすると今度は部屋のドアの前に行ってまた外へ 出せと鳴く。どうなっているのだ。この家の猫ならいいが、 ヨソのだったら問題だし。でもドアを開けると当然のような 顔でゆうゆうと出て行ってしまった。朝食の時奥さんに尋ね ると 「またやったのね。あれは悪い猫なの」とのことで、 食事の後で もう1匹の「いい猫」と2匹の犬を見せてくれ た。今日は Anglesey 島に行く予定だが、果たして口蹄疫はどうだろう。ウェールズでももっとも被害 のひどいエリアの一つなのだ。朝のニュースでは 島の手前の Bangor 駅で消毒をしている映像もあっ たし。ご主人も出てきて話を聞いてくれたが 「たぶん大丈夫」としか言えないみたいで。まあ行って みるしかない。
街をもう一度周ってから バスで Bangor へ。乗り換えて島に入り Holyhead に向かう。特にチェック はなく、見ていると羊もわりといる。でもいつまでああしていられるのか、と思うとつらい。(発病し ていなくても予防のためたくさんの羊が処分されている)バスは地元の人たちが賑やかに 乗り降りし て面白い。女子高生はやっぱり制服をちょっと着崩してカバンにはマスコットをつけてたり。 ウェー ルズ語の会話もちらほら聞こえる。
Holyheadから今度は鉄道で引き返し、乗り換えて Betws-y-Coed に。 電話で予約した宿に到着後、時 刻表で調べたバスで隣町の Llanrwstに。名物の橋に行ってみると本で見て楽しみにしていたティーハ ウスは冬の間営業しないとわかりがっかり。しかも川沿いのエリア全部に立ち入り禁止のテープが巻か れている。
すぐ近くにあった別のティーハウスで遅いアフタヌーンティーを頼み、サンドイッチと名物のケーキ Bara Brith と スコーンをいただく。アンティークショップを兼ねた 奇妙に魔法っぽい店だった。
バスに乗る時も地元のワルっぽいお兄さんたちにかまってもらうという貴重な体験をする。宿に戻れて 心からほっとした。






3月17日(土)  6日目
気になる、何か変だ。昨夜もおとといもじんみに電話しようとしたら留守番電話の案内が流れるばか り。いくらなんでもそんなに話し中のわけはない。
マニュアルを何度も読んでも理由がわからず一度日本の案内センターに問い合わせることに決めた。
ほふく前進で遊ぶ猫。あと真っ黒の猫もいたその前に朝のお出かけ。朝食時間に間に合うバスを見つけて山の中の Capel Curig に行く。乗る時に運転手さんにメモを見せ、終点でその まま折り返して戻ってくるから、と頼む。パスがあるからこういうの もありだよね、と自画自賛。昨日からの小雨が上へ行くほど雪に変わ り、Capel Curig に着くとあたりは真っ白。待つ間ちょっとだけ雪の 中を歩く。行きも帰りも我々だけのバスに乗って宿に戻り、朝食。昨 日ご主人が申し訳なさそうに言った通り、コンチネンタルの朝ごは ん。この客の少なさで宿併設のレストランは休業だという。宿を発つ 時、奥さんと小さい女の子が挨拶してくれた。セーラームーンシール をあげたらすごく喜ばれた。さんざん遊び相手になってくれた2匹の 猫にも別れを言って出発。朝食の補助に隣のパン屋さんでパイとペイ スティを買い、列車で雪の Blaenau Ffestiniog へ。パスが使える Ffestiniog 鉄道で西海岸側に出るのだ。
前回乗った時は途中の駅で引き返したので今度こそ終点まで、と楽しみにしていたのだが、電話の件で それどころではなくなった。乗車中に問い合わせ電話をしたら、なんとこの携帯同士の通話は初期設定 が話し中になっているのでパスワードで解除しないと通話ができないというのだ。そんなの聞いてな〜 い! しかもそれをじんみに伝えたくても方法がない。自宅に電話したら伝えてもらえるよう、日本に 電話してご主人に説明。さらに自分の電話の留守番メッセージにも伝言を入れて…などとやっているう ちにもう終点の Porthmadog に着いてしまった。港から街の中をずーっと歩いて鉄道駅まで。 途中で Fish&Chips 屋さんを見つけてラッキー。
しかし寒い。無人駅に着くと乗客たちは寒々したホームの吹きさらしのベンチで待っている。駅舎には 鍵がかかっているのだ! 待合室もトイレさえ使えないなんて! 我々の乗る南行きの列車はまだ1時 間半以上しないと来ない。しかし単線のこの路線は、まず南から来た列車が終点でそのまま折り返すは ず。ほどなく来た北行きの列車に乗り込んでしまった。車掌さんが来たのでそう説明するとやっぱり大 丈夫だって。パスさまさま。おかげで鉄道終点の最果ての地(失礼) Pwllheli まで来られました。
こうして列車は再び南に向かい、海岸の町 Tywyn 着。宿はまったく決まっていなかったのでインフォ メーションに行くことにするが、町の案内板を頼りに見つけた i は冬季休業中。そんな! しかし中に 人影があったので無理に開けてもらい訳を話すと、紹介業務はできないけどほら、正面にホテルが2軒 あるでしょ、格安だしいい所よ、とのこと。なんだ、そうですか、それは気づきませんでした、どうも お世話かけました…と礼を言ってさっそくチェックイン。なんとかなるもんです。
近くのスーパーで買い物中にじんみから電話が! じんみも通じなくて途方に暮れていたとか。人騒が せな携帯だなあ、まったく…。






3月18日()  7日目
そもそもこの町に来たのは、こんな時期でも走っている保存鉄道がある、という理由だった。タイムテ ーブルもしっかりネットで調べてあった。でも唯一の計算違いは、そう、口蹄疫。一日2往復しかない のにそれも運休じゃ悲しい。出発時刻よりうんと早く駅に行って確認してみた。
列車は走る、でも駅から出られないという状態だとわかった。 駅の外は即牧場だったりするのだろ う。それで手を打つことにし、時間まであたりを歩く。せっかく海水浴場で有名なんだから海まで行こ うということになったが、けっこう遠かった。そしてすごい風ですごい寒さ。それでもやせ我慢して砂 浜に下りてみる。これがアイリッシュ海か、と感動し、そしてそそくさと退散。
Tywyn で泊まったホテル。レストラン併設駅はその間に出発の準備も整い客も集まって賑やかになっていた。ミニSLの名の通りのかわいい列車だ。馬車のような座席に座って出 発。だんだんと日が差して天気がよくなってきた。出発駅近くの住宅 地を抜けるとあとは牧場ばかり。思ったより羊が多い。が、衝撃的な 光景が…! 牧場の片隅でばったり倒れて動かない羊が一頭。まさか まさか…と思ったのだが、実は帰りの車窓から確認した時にはもう姿 がなかった。生き返ったのか回収されたのか?(前者であることを祈 りたい…)「世界の車窓から」でも見たことのあるこの路線だった が、沿線風景も予想以上に素晴らしかった。終点の駅は告知どおりア クセス一切禁止。ここからハイキングコースなどあるのだが、ホーム から周囲の景色を見回すしかできない。一つ戻った駅で時間調整が30 分ほどあったので、ホームのテーブルでジャーのお茶と持参のオー
プンサンドを広げお茶にする。せめてこれくらいの楽しみはないと。
町に戻ったものの、日曜日なのでレストランも休み。開いてるのはスーパーくらい。なので2軒をはし ごしてお買い物。ロンドンでは買い物は最小限にしたいのでウェールズラストとなるここで半分くらい 買っておく。 「便利旅行グッズ」のコーナーが笑えた。イギリス人の海外旅行観みたいなのがちょっ と見えたかな。虫除け系が多いのは行き先がどこのつもりだろう。 坂田靖子さんの「マーガレット奥 さん」シリーズを思い出したり。 これでもまだ時間を持て余したので宿に誰もいない間に共同のお風 呂にゆっくりゆっくり入った。






3月19日(月)  8日目
たった2泊なのに連泊割引してもらい出発。昨日の買い物で荷物が一気に増えた気がするけど、今日は 列車1本の移動だけだからまあいいか。9:35 発の列車で出発。海岸沿いに南下してあとは一気に東 へ。ウェールズとはこれでお別れ…と、車窓から名残を惜しむ。その国境手前の町 Welshpool を過ぎ る時に今回の口蹄疫騒ぎでウェールズの感染の拠点になったと言われる家畜市場が見えて、改めて恐怖 する。バスから列車から見てきた羊と生まれたばかりの子羊は、きっと大多数が殺処分されてしまうの だ。いつもならのどかな風景がただただ悲惨に見える。
11:25 Shrewsbury 着。また同じ宿というのもつまらないかと思って駅周辺を少し探すが、やっぱり近 いのが一番、と思い直して最初に泊まった駅前の宿へ。あのおしゃべりな奥さんが出てきて、「これ、 あなたのお友達が忘れていった本なんだけど…」とコミックスを渡される。妹だと言ったはずだけど忘 れたのかな? しかもそれは明らかにじんみが読み捨てていったものだし。まあありがたく受け取って 私も読ませてもらうことにしよう。
午後は町の探検再び。この町はほんとにミステリアス。表面的には古い古い中世の町並みと教会と城の 町なんだけど、一歩地下にもぐるとそこには近未来的な巨大ショッピング街がアリの巣のように広がっ ていて、ふと気づくとまあこんな所に繋がってたの…みたいにまた中世の町に出る、なんてことになっ ているのだった。宿の奥さんに教わったその地下街の大型スーパーで駄目押しの買い物。ティーバッグ も買いだめしておく。部屋は前回より1階上の4階の屋根裏部屋。かなり狭い。「日本人のお客さんに は好評な部屋」なんだって。屋根裏部屋好きということにされているのか、日本人?






3月20日(火)  9日目
マシンガンのようにおしゃべりが止まらない奥さんに閉口して、チェックアウト係は息子に任せる。ど うだ、会話にならないだろう。(悪者)
コーチは8:45 発。バス停には思ったより多くの人が待っていた。上品そうな奥さんたちが「昔はコー チって品が悪くって敬遠してたけど、最近はトイレもついて快適になったし…」なんて話していた。ト イレがネックだったのか? 時間通りに出発し、 Birmingham で1時間近く時間待ちをしてさらに南 下。ロンドン近くなって雪がちらほら降り出した。こっちはもっと寒いウェールズ帰りだぞ、と、寒そ うに道を歩く人々を見ながら変な優越感にひたる。
コーチステーションに着いたのがなんと予定時刻と2分差! 4時間以上も乗ったのにこの誤差は神業 かも。大げさな。バスで Paddington に向かうと、吹きっさらしの1階の席には雪が降り込んでくる。 目が合った向かいの女性が、こんな時期に雪なんてねー、なんて話しかけてきた。(でも心の中ではこ れくらいで驚いてはいかんよ…などと思いつつ)
ホテルに着いて先に泊まっていたじんみと再会した後、別行動で市内観光に出発。Oxford 通り、コベ ントガーデン、トラファルガー広場、ビッグベン…と回ってからホテル近くのスーパーで買い物の仕上 げ。夕食はトラファルガー広場近くのピザ屋の食べ放題で。こんな所、初めて。サラダバー付で£4.99 はお得だけど、サラダがあまり口に合わなかった。アメリカン? 帰国前なのにまだ足りずに i でパン フを集める。これだから荷物が重くなるんだよね。荷造りしてから就寝。






3月21〜22日(水・木) 10+11日目
今回は飛行機が全日空なので帰国は夕方5時発。最終日なのにまだ半日時間が使える!
てわけで3人で最後の市内観光へ。チェックアウトしてから荷物を預けて出発。Paddington 駅の新し いコンコースでクマのパディントン像を発見。続いてVictoria 駅へ移動して時間をかけて雑誌の買い まくり。ここのWH Smith が一番品揃えがいいみたい。念願のドライブマップまで買う。地下鉄でタ ワーブリッジに移動、せっかくだから徒歩で橋を渡ってみる。雨が降ってていい雰囲気。バスが来たの で乗って終点のLiverpool St.駅へ。構内の回転寿司屋さんを冷やかしてからまたバスに乗る。ただホ テルに戻るためだったのに、このルートがすごかった。シティを抜けトラファルガー広場、ピカデリー サーカス、リージェント通り…とまるで観光バス並み。ともかく荷物を引き取っていよいよ空港へ。
ピカデリー線に乗り換えれば後はそのまま…と思っていたら、なんと最後の最後にやってくれました。 空港のひとつ前の駅で運行キャンセル。重い荷物を引きずってホームに下り、次の列車を待って乗り継 ぐことに。やれやれ、時間に余裕がない時なら切れるところだぞ。
まあ、ハプニングはこれくらいにして無事に帰国の途へ。成田では今回一番寿命を縮めた(かもしれな い)じんみのダンナが待ち構えててくれました。本当に心配させてごめんなさい。恨みの携帯を返却し て解散。でも楽しかったね。
…で終わりなのですが、ここでオマケ。
現地で大活躍した「フリーダムオブウェールズパス・North&Mid用」は、帰国後によく調べてみると鉄 道・バス共に同じ日に3日だけ有効、だったのです! 鉄道はいいとして、バスは有効期間中ずっと使 えると思いこんでた我々は平気でバスを使いまくってました。ひええ〜、気づかずにとはいえなんて 図々しい真似を! でもただの一度もバスの運転手さんにこれは違うよ、って言われなかったのよ?  次は気をつけるので許してください、バス会社の皆様。
(現在のパスは仕様が変更になって期間中毎日使えるようになりました)



これで旅は終わりです。また次の旅でお会いしましょう。